今日も

予定をこなす。
ぼちぼち違うところに出かけたいのだが……


で、やっている最中、裏がもろに「FIFAワールドカップ 日本vsギリシャ」の試合だった。
すべて終了した後、結果を聞いたら“0-0引き分け”。
微妙だ。
見かけたユニホーム姿の人が、反応薄いとは思っていたのだが。
今まで触れないでいたが、こうなると決勝トーナメント進出するためにどういう条件が必要か、冷静な計算が出てくる。
次の日本代表の試合は25日。同日には*1コートジボワールvsギリシャ」が行われる。
まず、日本がコロンビアに勝つことが大前提である。
引き分けでもアウトだ*2。できれば、2点差以上で勝つことが望ましい。
それでも、コートジボワールが勝ってしまえば終了である。
そうなると、コートジボワールの勝ち点が6となり、日本は絶対に追いつけない。
コートジボワールが負けるか引き分けて初めて、日本に目がでてくる。

 日本が競う相手はギリシャである。どちらも勝ち点4で並ぶからだ。
 その場合、得失点差が効いてくる。
 今の時点で得失点差は日本-1、ギリシャ-3である。日本が2点差以上で勝つと、得失点差が+となり、ギリシャはそれを上回るためには4点以上の差をつけて勝つ必要が出てくる。
そうでなくても、ギリシャが競争相手になった場合、得失点差で現時点で有利なのでより良い目が出るパターンではある。

  • 引き分けだった場合

 日本が競う相手はコートジボワールである。この場合も、どちらも勝ち点4で並ぶ。
 そしてやはり得失点差勝負となる。
 現時点で日本-1、コートジボワール0である。こうなると、日本は必ず2点差以上で勝たなければ得失点差で追いつけない。得失点差が同じだった場合、総得点数が多いほうが有利で、それでも同じだった場合、該当チーム同士で再試合を行い、それでもだめなら抽選になるという。

逆に言うと、ギリシャは退場者が出て10人になった時点で、基本引き分け狙いであわよくばゴールも狙っとこう作戦になったのだと思う。コートジボワールがコロンビアに負けるのを計算に入れて。
正直、日本が格上のコロンビアに勝つ可能性は低い。
実際は7割くらいの確率で、コロンビア勝利の可能性のほうが高いと思う。
だからこそギリシャは、日本戦に引き分けて確実に勝ち点1をとり、その後のコートジボワール戦で勝利すれば自分たちが決勝トーナメントに出られると踏んだのだろう。
コートジボワールだって、自分たちがギリシャに勝てばそれで確定だから、コロンビア戦で大量失点で負けるという事態にならなかった時点で、ある程度決勝トーナメント進出のための計算ができていると思う。
コートジボワールは、引き分けたとしても日本がコロンビアに勝つ可能性が低いことを考えれば、最悪引き分けでも何とかなると踏んでるんじゃなかろうか。


それぞれすべて、いわゆる「とらぬ狸の皮算用」である。
実際、どう転ぶかはやってみないとわからないのだから、最善を尽くすのは当たり前だが、無駄な楽観論は展開しない人なので。

*1:確かほぼ同じ時間帯に

*2:引き分けてしまうと勝ち点2となり、すでに勝ち点3を持つコートジボワールを絶対上回れない