少しずつ

シナリオを作る。
こういう設定にしておけば、ギミックは使いまくらざるを得なくなるはずだ。
これはまさに、現代ならではだと思うな。
ゴーストハンターで元々設定されていた1920〜30年代にも、同じものは実はある。
だが、性能や中核技術が全く違うのだ。
当時にも一応自動車はあった。T型フォードと呼ばれるタイプの車を想像してもらえるとちょうどよろしい。
それと、今のハイブリッドカー*1を比較しろというほうが無理だろう。
同じ“自動車(それもガソリンエンジン車)”とくくれるものでありながら、性能も中核技術も全く違うものだということは、わかると思う。
ちなみに、当時も今も、持ち歩けるサイズのものだ。
今のほうがはるかに小さいけどな(笑)。
さて、骨格はできているから、あとは細かい設定と“らしさ”というフレーバーだなあ。


そして、ワールドカップ日本代表、お疲れ様でした。
確かに1勝もできなかったけど、精一杯やったんだから、胸張って帰ってくるといいと思う。
こんなこと言うと、「コロンビアの控え選手にも勝てなかったのに」とかいう人がいるかもしれんが、私は逆に、「控え選手が主なチームだったから勝てなかった」んじゃないか、と思っている。
なぜかといえば、もし主力組が出てきていたら、さすがに疲れてるだろうし、今度は決勝トーナメントを戦わなくてはならないことは分かっている。
全力プレーをして、万が一怪我をしたらどうなる?という思いが頭をよぎっても不思議じゃなかったと思うよ。
控え組ならば、事情は全く違う。
今までGLでまともな出番もない選手だったとしたら、この日本戦で活躍して監督から「あいつ調子良さそうだな」というように思ってもらえたら、決勝トーナメントで使ってもらえる可能性が出てくる。
決勝トーナメントのピッチに立てるかもしれないとなれば、気合が入って当然だし、それを狙っての全力プレーで日本を圧倒するのはある意味当然といえるんじゃなかろうか。
控え選手だからこそ、モチベーションガンガンで来られてしまって、圧倒された。
そういうことなんじゃなかろうかと。
これが今の日本の実力。
アジア地域ならトップクラスの成績を収められるが*2、決勝トーナメントに残れるかは“GLの組み合わせとその場の勢い”が頼り。
元々こんなもんだったんだ。浮かれすぎただけ。
もう一度地に足着けて、地道にチームを作り直していけばいい。

*1:さすがに燃料電池自動車だと最先端すぎるよね

*2:だからワールドカップの予選は突破できる