プロフェッショナル

「プロフェッショナル仕事の流儀」先週放送分を鑑賞。
今回は、競馬の調教師*1
本場の英国で調教を学び、それを日本でも実践している人物。
ちなみに、日本の調教は馬を強く追い込んで、心肺機能を高めるやり方をする。
その人が学んだ英国式は、馬なりに追っていって、決して無理はしない。その代わり、毎日馬を歩かせ、体力をつけるという手間のかかるやり方。
「一勝より、一生」
それがその人の哲学で、目の前の一勝に汲々とするより、大事に育て上げて才能を開花させるほうを優先する。
馬にだって個性があって、大器晩成型は絶対にいるはずだし。
その人は、“無事、これ名馬”と考えているんだろう。
その人が、今調教中なのが、血統はいいものの臆病(根性なしともいう)なせいで連敗中の馬。
前の馬が蹴り上げた砂が顔に当たっただけで、走る気なくす競走馬がいるとは……(苦笑)
番組中では、まだ勝てていないが、今、馬も調教師も頑張っているだろう。

*1:今年の「マイルチャンピオンシップ」優勝馬の調教師