プロフェッショナル

「プロフェッショナル仕事の流儀」先週放送分を見る。
今回は、英国ロイヤルバレエ団で11年間最高位のプリンシパルを勤めたバレリーナ。今は日本のバレエ団に籍を移したが、ロイヤルバレエ団では今も“ゲストプリンシパル”として別格の扱いを受けている。
41歳という、バレリーナとしては高齢でありながら、いまだに若手に伍して厳しい練習を積んでいるのも、自分の踊りを極めようとするから。
周りがすべて、事実上ライバルという環境で、崖っぷちの戦いを続けている。
「自分を信じる強さを持て」
バレエの舞台で、練習からリハーサル、本番と、順調に行くことはまずない。そんなときでも、本番にこぎつけたなら、今まで自分がやってきたことを信じて、不安や動揺をすべて振り切って舞台に立つ。
こういう人でないと、プリンシパルは勤まらないのだと思う。
若い相手ダンサーを引っ張りながら、彼女は今も踊り続けている。
自分の求める踊りにたどり着くために。