いやな事件

今日は、朝から衝撃的な事件が起きた。
全容が次第に分かってくるにつれて、ものすごく嫌な気分になった。
犯人は、なぜそういう施設があるのか、その本当の意味が分かっていたのだろうか。
そこは、家族が厄介払いをするところじゃない。
世話する家族(具体的には両親)が亡くなったそのあとも、その人が暮らしていけるようにという願いを託している場所だ。
犯人の思想は、非常に危険だ。かつてナチスドイツが、ほぼ同じ考え方で大勢の障害者を収容所に追いやり死に至らしめたという歴史的事実がある。
一体なぜ、そんな考えを持つようになったのか。
そこが知りたいもんだな。
実際、私の親族(従姉妹にあたる人)がそういう施設で暮らしている。住所が近いということで、一時は巻き込まれたのではないかと母が何度も電話をかけていた。
結果として、違うところだったとわかったのだが、確認が取れるまで、親戚中が騒ぎになった。
何とか防げなかったのか、と思う。