雑事

まず、溜まりまくった録画を消化。
そろそろDVD-Rに移しておいた方がいいのではないか、というシリーズものがだいぶ溜まってしまった。
NHK東日本大震災証言記録シリーズである。
途中、放送しているのに気付かずに飛ばしてしまった回もあるのだが、放送は22回を数えている。
これは本気で、移したほうがいいな。HDDから消してしまうのは何となく惜しいのだが、容量を圧迫しているものでもあるし。
ただ、そうなるといったい何枚必要だろう。はっきり数えてないが、2本入れるとしても10枚近く必要かなあ。
まあ、その前に、先日やったリアル新宿を舞台にしたシナリオのアイデアの出元になったBSの番組は移した。
これ見てたら、シナリオが降ってきたんだっけなあ……


そして、世間ではハロウィンである。
なぜか「ハッピー・ハロウィン」という掛け声とともに、みんなで仮装して騒ぐのがすっかり定着した感があるが……
なぜ“ハッピー”などというのが付くのかわからんね。
もともとは日本でいうお盆なんかに近い行事で、先祖の霊が帰ってくるときに、共に地上にやってくる邪悪な霊を脅かして追い払うためにおどろおどろしい扮装をしたというのがというのが起源らしい。
これ、キリスト教のお祭りみたいな感じがあまりしないね。後から取り込まれただけで、もともとは違う宗教のお祭りっぽいのだが、どうなんだろうか。
カボチャのランタンも、理屈は扮装と一緒で、怖く作れば作るほど効果があり、しかももともとは蕪だったものが、作りやすさと保存性の良さからおもにアメリカでかぼちゃランタンが広まったとか。
つまり、カボチャのオレンジ色、今はハロウィンの象徴になっている色さえも、実は後付なんだよね。
まあ、日本人にとっちゃ、重要な宗教行事であるクリスマスでさえ、ただのお祭りとして家族や恋人同士で楽しむイベントになっている。
日本人は、そういう意味では宗教的タブーの少ない国民だから、今はなじみのないイスラム教だって、お祭りにして楽しめる行事があって、それを積極的(商業的)に広めるきっかけを誰かが作れば、それが年中行事として定着するんじゃなかろうか。
本気でそう思うハロウィンの夜。