もうすぐ一年

未曾有の被害を出した東日本大震災から、もうすぐ一年になる。
私は折に触れ、いろいろな記事を読み返したり、NHKなどで放送されている関連ドキュメンタリーを見たりして、あの時、どうすれば被害が少なくてすんだのだろうか。これから直下型地震が起こるといわれる首都東京に住んでいるものとして、これからどうすればいいのかを考えるときがある。
そんな中で、東日本大震災に関して、新たなレポートが出された。


3.11の「喪失」〜語られなかった悲劇の教訓 吉田典史
http://diamond.jp/category/s-tragic-affair


この記事を読めば、能天気に「がんばろう」とか、“絆”とかいえないほど深刻だということがわかる。
もちろん、明るさを取り戻して前向きに進んでいく人々も多いのだが、いまだに葛藤を抱え続けている人がいることも事実なのだ。
この連載はまだ続くし、同じライターの手による震災から間もない時期のレポートも、過去記事として残っている。
一度、誰かに読んでほしいと思っていた。
最新記事を読んだのをきっかけに、ここに記してみた。
昼間、個人の用事を済ませた後、この記事を読んだ。
考えなくてはならない。