Be TARO

汐留の日本テレビに展示されている岡本太郎作「明日の神話」を観に行った。
すでに夕方近かったが、新橋から地下通路を通って出た日テレでは、まさに出てすぐのところに「明日の神話」が展示されているステージに上がるための行列の最後尾が見えていた。
早速並んでふと気づくと、そこは壁画の裏面で、修復の痕がはっきりわかる。
係員の説明を聞きながら、順番待ちすることしばし、10数分経った頃に順番が回ってきて、いよいよステージに上がった。
色鮮やかな壁画が、飾られている。
よく見ると、おそらくわざとなのだろう、修復の箇所がかすかにわかるようになっている*1
一緒にステージに上がった人が映りこまないように注意しながら、壁画の写真をばしばし撮った。ただ、大きすぎて全体像は写せない。
気になった箇所を重点的に、20枚近く撮った。わざとアップで、塗料を塗りつけたときの筆のタッチを写してみたりする*2
で、「明日の神話」のパンフレットを500円で購入し、日テレ周辺のウッドデッキをしばらくウロウロする。この辺りは涼しい風が吹き抜けるので、汗がすっと引くように感じられる。
頃合を見計らって、今度は地上から新橋に戻ったが、新橋周辺は途端に風が止まった。汐留側でこれじゃあ、裏側に当たる広場のほうは、さぞ暑いだろうなあ。
駅に戻ると、今夜のメインイベントであるオフ会の会場がある新宿へ。

*1:確か、「ほぼ日刊イトイ新聞」からリンクしていた「明日の神話」公式HPに、そういうことが載っていたような気がする

*2:描かれた場所であるメキシコは、気温が高くて乾燥している気候なので絵の具の乾きが速く、よりはっきりタッチが残ったのだという