録画ビデオ鑑賞

まず一本目「どうでしょうClassic」の「カントリーサインの旅2」の第1夜。
後部座席に陣取ったおっさんたち、しまいにゃ事故るぞ!!
夜の北海道の、おそらくは対向車もほとんどないような道路だからやったんだろうが、あれ、同じことを東京でやったら、ほんとに事故ってる。
笑いはしたけど、それって苦笑だったよ、間違いなく。
しかし……相変わらずカード引き運ってないんだね、この人たち(笑)*1


二本目「プロフェッショナル 仕事の流儀」
今回は、大ヒットを飛ばした「ムシキング」を生み出したゲーム開発部長。
「現場で発想する」
机に向かっているだけでは、社内にいるだけでは、子供たちの心はつかめない。実際に現場に出て、子供たちが一喜一憂する姿を見て、どうすれば子供たちが喜ぶのか、考える。
それが、この人の流儀。
そのためには、ゲームのイベントでキャラクターに扮し、ステージショーに参加することによって、直接子供たちのリアクションを拾うこともする。
「距離感をなくす」
仕事場であるオフィスにいても、自分の席に座っていることはほとんどない。いつも動き回っては、部下の仕事を後ろから確認している。
そうして部下との距離感をなくし、さりげなく進行状況や問題点、どこで悩んでいるのかといったことをつかんでいく。
そんな彼も、一度窮地に陥った。
「現場に出ろ、答えはそこにある」
かつて彼は、アミューズメント・マシンの設計開発に携わっていた。しかし、ゲーム機の台頭で、アミューズメントの人気が落ち、所属部署は解体が決まってしまった。
猶予は2年。その間にヒット作に恵まれないと、チームはバラバラになってしまう。
そのとき、たまたま娘をつれて近所のショッピングセンターに行き、ゲームコーナーを見て気がついた。
“子供が遊べるゲームがない”
ならばと、以前作った教育用ソフトで、特に好評だったカブトムシやクワガタが戦うところをゲーム化することを思い立った。小さい子供でも操作できるよう、ジャンケンを基本にして、システムを組んだ。それが「ムシキング」なのだ。
「追い込まれても、追い込まない」
カードを使った対戦型ゲームは、競合各社が参戦し、「ムシキング」の営業成績にかげりが見えてきていた。
新作を投入する必要があったが、彼はそれを、若手に任せた。
プレッシャーは自分で引き受け、実際に開発している若手は決して追い詰めない。
アドバイスもあえてしない。なぜなら、アドバイスによって得た成功は本当の成功ではなく、その人を成長させないと考えるからだ。
そして、若手は自分なりに答えを見つけ、試作機は店頭で子供たちによって遊ばれた。
手ごたえがあったのを見定めて、彼は再び別な開発プロジェクトに戻っていく。

*1:スタートは猿払村。次に引いたのは千歳の隣の追分町