いろいろ

基本的には骨休めの一日。
まだ残っていた録画の画像を消化し、久しぶりに結構名前の知れたパン屋へパンを買いに行き、それを昼食にしたり。
それにしても、録画してあったのを見た「新日本風土記」の「皇居界隈」で、驚いたのがある老舗洋菓子屋さんの話。
まるで京都の老舗料亭のように“一見さんお断り”で、すでに顧客となっている人物からの紹介がないと注文ができず、作られる洋菓子も完全受注生産。
出来上がった菓子は箱詰めされて袋に入れられ、注文主が店に取りに行くという仕組みになっている。
だからその店には、商品を置くショーケースもなければ、売り子さんもいない。
ただ、菓子が入った袋がカウンターの上に整然と並べられ、受け渡しの係がひとりいるだけ。
店の入り口にはインターホンが付けられ、ドアは完全に閉ざされている。
ここにそんな老舗があるなんて、知らなければ気づかない。そんな店。
でも、代々皇室御用達だったそこは、かの鹿鳴館の晩さん会にも菓子を提供していた店。
そういう店があるんだねえ……
そういや、前半で東京メトロ大手町駅の話があったが、あそこの駅は断言する。
ほかに乗り換えられるルートがあるなら、大手町乗換は避けろ。千代田線と半蔵門線は結構近いが、無茶苦茶歩くルート多いし。
それと、大手町が目的地だった場合でも、自分の目的地に一番近い出口を調べるだけじゃなくて、乗ってきた路線からその出口まで行くルートまで調べておかないと、駅構内で迷う。
あの駅、路線の入り方が井桁みたいな形なので、うっかりすると構内を5分ぐらい歩くのは当たり前だったりするし。
おまけに今、駅構内を改修中なので、あちこちで通路が狭くなってたり変なところでつながってたりするから、余計迷う*1
で、地下通路をたどっていくと、東京駅にもたどり着けるそうだが……まだ行ったことはない。

*1:通路が狭くなると、「ほんとにここでいいの?」という不安感から引き返したり余計なところに行ったりするケースがよくある。ラッシュ時なら、人の流れについていけばいいのだけど