箱根駅伝往路

本日、箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)往路である。東京大手町を出発し、箱根芦ノ湖に至る片道100kmを超える長丁場のレースである。
今回、山登りの5区で大きなドラマがあった。
以前から優勝候補大本命の駒澤大学の対抗馬の一つとみられていた青山学院大学が、前の区間で追いすがってきていて、5区でついに追いつき、追い越して、青山学院大学が往路初優勝を決めたのだ。
箱根の山に、新たな山の神が降臨したレースだった。
名前からしてはまっている神野大地選手、いや、化け物的走りですな。あの柏原選手の作った記録*1を大幅に更新しての新記録。驚いた。
そして、神野選手がゴールした後に、駒澤大学の馬場翔大選手のゴールまで1kmちょっとというところでの脱水によるブレーキにさらにびっくりした。
ゴールまで割と近かったため、何とかゴールまでたどり着けたが、TVの画面に向かって思わず「時間かかってもいいから、とにかくゴールまでたどり着け! 襷さえつながれば何とかなるんだから」と叫んでいた。
何とかゴールした時には「よし、繋がった!」とまた怒鳴っていた。
神野選手のぶっちぎりの走りのせいで、明日の芦ノ湖一斉スタートは数が多くて大変そうだ。
それはともかく、青山学院大学の選手・関係者の皆様、往路初優勝おめでとうございます。

*1:コースが変更になったため、参考記録