読了

いつぞやの日記*1に書いたホラー小説、本日入手して読了。
……勘が当たった。やっぱりアレが元ネタだったか。
で、なるほど評価がわかれるのもむべなるかな。
「ものすごく怖い」という人と「拍子抜けした」という人が両方いる作品だったが、確かにね。
ネタバレを恐れずにいえば、“全ては体験者の感性の中の出来事で、現実に何が起こったとかいう話ではない”ということだ。
それにはまってしまった人にとってはものすごく怖いだろうし、感覚的に同調できなかった人にとっては“何だこれ!?”になってしまう。
私はというと、先に元ネタを読んでいたせいで、「あの話がこうなるんだ〜」というのが感想で、何となくひんやりするなあ……といった感じか*2
自分でも、多少小説のようなものを書いていたりしたことがあったので、「こういう手法を使っていいんだ、よかった〜〜」とかいう思いもあったりして。
ネタバレ的なことも書いた手前、小説のタイトルは伏せる。
手に取った人が、先入観を持ったらまずいからね。

*1:http://d.hatena.ne.jp/Topaz1130/20110817

*2:元ネタのほうが、実体験である分さらにオカルト的ですらあったりしたが