学校の怪談4

木曜日に録画しておいたものを、本日視聴。
そうかぁ、もう7年も前の作品*1なんだ。ここに出ている子供たちも、年頃になってるだろうなあ。
と妙な感慨はさておき、改めて、ストーリーはあらすじしか覚えてないけど、個々のシーンでは何が起こるか、ちゃんと覚えてるもんだなあ。
でも、やっぱり前に観たときと同じところで涙が……
CM切れは仕方がないが、冒頭とクライマックスはまあまあちゃんと流してくれた。
で、他の「劇場版 学校の怪談」シリーズとは、ちょっと趣の違う作品であることも、一応知っている*2
他の作品は、あらすじを見る限り、何らかの理由で学校に閉じ込められた子供たち(一部大人が混じる)が、怪奇な出来事に遭遇するという物語のようだけど、この“4”は、本当の意味で“学校の中での冒険”は最後のクライマックスのみだ。
どちらかというと、“普通の大人が観る怪談映画”の手法に近い形でストーリーが進んでいく。
妖怪変化がこれ見よがしに襲ってくるような作りじゃない。
Amazonなどの作品評価で、意外と賛否が分かれているのは、そのせいじゃないかと思う。
つまり、こと劇場版に関しては、1〜3はホラー、4は怪談と考えるといいのかもしれない。
本来、小学生対象の映画だからね(笑)。
子供には、精神的な世界の“怪談”より、直接変なものが出てくる“ホラー”のほうが、面白いと思えるのかも。


……私は、これ観たときは当然、いい年こいた大人でした(苦笑)。
いい年こいて、何を思ったか、ふいとひとりで観に行っちゃったんですな。で、はまっちゃって3回も観てしまったと*3

*1:1999年 サンダンス・カンパニー作品

*2:他の3作は観てないが(苦笑) 

*3:しかも、封切り館の上映が終了した後、わざわざ二番館を調べて2回目3回目は観に行った