いきなりびっくり

本日の天気

今日は朝から晴れて、最低気温は10.1℃だった。日中は晴れて、昨日ほどではないが気温が上がり21.0℃まで上がった。

風もそれほど強くなく、過ごしやすい一日だった。

 

 

ああ……

朝起きて、TVの情報番組を見ていたら、いきなり「パリのノートルダム大聖堂が火事」という一報が入ってきた。

まず、「え、嘘!?」とびっくり。

映像が入ってくると、あ、これはまずいと直感。

外側は石造りとかだから燃えないが、内部には燃えるものがある。これって、火事になった場合、逆に消火しづらい構造になってしまうそうだ。

数時間後、鎮火はしたが、石造りの部分が原型をとどめているだけで、内部を飾っていた絵画やステンドグラスはまずだめだろう。

修復には、どれほどの時間がかかるかわからない。

フランスの人には、お気の毒に、としか言えないなあ。

翻ってわが日本、こちらは基本木造建築。火事にはより弱い建物ばかりだ。のちのニュースでも、世界遺産や国宝の建物の防火対策をやっていたが、かつて法隆寺の金堂壁画が火事で焼失したのがきっかけで、文化財保護法ができたほど、火事に弱いからね。

そういや、ノートルダム大聖堂のことを例えて、伊勢神宮といった人がいたが、信仰という意味では近いかもしれないが、建物の歴史的価値、という意味では日光東照宮のほうが近いと思うぞ。じゃなかったら、奈良や京都の古寺か。

伊勢神宮式年遷宮のため、20年に一度、お社をそっくり建て替えて神様にお移りいただく儀式を行うことで知られている。だから、伊勢神宮の建物は常に新しいのだ。信仰は古いが、建物そのものに歴史的価値はない。

伝承される文化そのものに価値がある、というのが伊勢神宮だからね。