墓参り

自宅を出て、バスと電車を乗り継ぎ、墓参りに行く。
毎度思うが、霊園に入ってからがだらだらとした上り坂が延々続くんだよな。
弟の車に多少期待したんだが、弟本人は「最近あまり乗ってない」とか抜かすし。
元々“乗り鉄”で、車を使って遠出するタイプじゃなかったから、車の免許取ったのも30過ぎてからだったものな。
いつか、ここまで来るまで車で来られるようになるのか ?
それはともかく、いつも立ち寄る石屋さんでお茶を出してもらい、花と線香を用意してもらって出発。
だらだら坂をずっと上っていき、お墓に到着。
高台だけあって、見晴らしはいい。
花と線香を供え、私が般若心経と念仏を唱え、みんなで拝む。
般若心経を暗唱できるって、こういうとき便利だ。まあ、お経の読み方じゃなくて、御詠歌に近いんだが。
それから石屋さんに桶と柄杓を返し、帰途につく。
駅前のお蕎麦屋さんで遅めの昼食を食べたら、お店の人に「毎度ありがとうございます」といわれた。
年2回でも、お墓参りの帰りにはいつもここの店に入るから、顔を覚えられてるんだろうね。
そして、電車で都心まで戻り、弟とはそこでいったん別れて私と母のみまっすぐ帰宅。
あそこには父親が眠っているから、半年に1回でも行かないと悪い気がするから。
さて、今度行くときは春のお彼岸過ぎだな。変に冷え込まなきゃいいんだが(笑)。