読み込み

クトゥルフ神話TRPG」読み込み中。
副次的なデータの分量が半端なじゃないわ、この本。
私がキーパーやるとしたら、現代固定かなあ。一番よく知られている1920年代だと、「とりあえずダイナマイトをぶち込む ! 」とか、「ビオラケースにトミーガンて入るのか ? 」とかいう人相手にやらなくちゃならん可能性あるからね。
ただ、この本には、正真正銘の現代用キャラクターシートがついてない。
自分じゃ、プレイヤーやってるから、そのときのシートをコピーして、鉛筆書きの部分を消して再生させるって方法はあるんだが……
まあ、そういうことは読み込み完了して、実際にシナリオを組もうと考え始めたときでいいだろうし。
で、実際に読んでみて、我が愛する(笑)「ゴーストハンターRPG02」が、いかに“お手軽にできる”システムであるか実感した。
もちろんこれは、ほめ言葉として使っている。
ぶっちゃけ、ラスボスが幽霊や妖怪レベルで止まってて、PC側が力押しで突破できるって、すっごい楽。
そりゃ、まかり間違えば、ゴーストハンター02でも、PC全滅の可能性はなくはない。でも、クトゥルフの場合、危険度のレベルが違う。
そういうゲームだと承知でやる人でないと、プッツンしかねない。
少なくとも、“自分のPCが破滅していくのを楽しめる人”でないと、クトゥルフは厳しいのだ*1
その点、ゴーストハンター02は、同じ恐怖判定でも扱いがちょっと変わってる。トランプを引いて、どのくらい精神にダメージを受けたか決めるんだけど、絵札やAはダメージになるどころか、数字札を打ち消すお助けカードになっているのだ。
これ、味方にも使えるので、いよいよヤバくなった人に、誰かが使って危機を回避する、ということができるというわけ。
クトゥルフの<精神分析>技能なんかより、絶対確実に効く。
「そこがぬるい」という人もいるだろうとは思うけど、私はこの“いい意味でのぬるさ”が好きだ。
邪神や邪教徒を一切絡めなくていい*2ので、シナリオ作るのも楽だし。
それはともかく、今はクトゥルフの読み込みに集中する。
……今度の日曜のTRPGコンベンションで、ゴーストハンター02やる予定なんだが……あっちはもうなじんでるからいいか(笑)。

*1:クトゥルフの場合、キャンペーンと呼ばれる同じPCを連続で使った続き物をやると、最終的にはまずみんな破滅していく。そしてプレイヤーの一部はチキンとなるわけで……

*2:クトゥルフだって、作れないことはないだろうけど、そういうシナリオ作って、プレイヤーが納得するわけないしな