プロフェッショナル

「プロフェッショナル仕事の流儀」先週放送分を見る。
今回は、玩具を中心とした企画会社の社長。NHKなので直接商品名は出さなかったが、“たまごっち”プリモプエルの生みの親といえばわかるだろうか*1
彼の仕事の流儀は「企画の命はトゲ」というものだ。
トゲとは、“なんか普通と違う”という違和感。それが、消費者の心にひっかかるというわけだ。
もうひとつの流儀は「原点にこだわる」
何故その企画を面白いと思ったのか、その原点にこだわることで、“トゲ”を貫くことができるのだ。
メーカーとのやり取りの中で、企画は少しづつ変質していく。その中で、原点を貫くことこそ、大切というわけだ。
今彼は、“ガンダム”を超えるロボット玩具を作ろうとしている。その企画を貫くのは“リアリティ”。いかに“現実に即しているか”を貫くつもりなのだ。
強烈な支持基盤を持つガンダムを超えるには、それしかないことは、メーカー側の人間も認めた。
後は、それをどう具体的に起こしていくかだ。今、力量が試されている。

*1:彼の会社は企画会社なので、作った企画をメーカーに売り込んで、ヒットしたらそれに応じた企画料をもらうという仕組み