たまってしまった録画を消化する。
一気に、ほぼ消化した。
震災の日である3.11を挟んでいたので、それ関連の録画がほとんどだ。
いろいろ考えさせられる内容が多かった。
やはり恐るるべきは「正常化バイアス」だな。一度命の危険にさらされた人でさえ、ちょっとでも条件が違うと「まあ大丈夫だろう」と動こうとしないのだから。
以前専門家が言っていた言葉「人間は避難したがらない動物なんです」が思い出される。
だからこそ、あれだけ津波の被害が代々語り伝えられていたはずの東北地方でさえ、あんな被害を出してしまったのだから。
難しいなあ。
あと、福島第一原発を廃炉にするためにも、原子力の専門家は養成され続けなければならない。みんなそのことを忘れているんじゃないかね。
反原発を掲げる人は、原子力など全く認めないだろうが、少なくとも今現在はその原子力の専門家を必要とするのだけどね。
順調に進んでも40年かかるという廃炉作業を円滑に進めるためにも、原子力発電所のシステムに詳しい人がある程度の数必要なのは、誰の目から見てもわかると思うんだけど。
