気持ちはわかるが

溜まっていた録画を消化し、買い物にも行く。
で、その買い物途中、すぐ脇がいわゆる“下部が商業施設で上部がマンション”というつくりの建物のところで、あれっという服装の人に出会った。
犬の散歩中だったその女性は、全身を衣服ですっぽり覆い、口元にはマスク、腰には蚊取り線香という“重装備”だった。
いや、一応わからんではない。デング熱のことがニュースになってるからね。
わからんではないが……その周辺のどこに、蚊が潜む藪があるんだという場所である*1
うちの近所のほうが、まだいるぞ、蚊。
まあ、人それぞれだし、誰に迷惑かけるものでもないしな。


デング熱に関しては、今まで気づかれなかっただけで、今までも小規模な国内感染はあったのじゃないか、と個人的には思っている。海外渡航歴のある人の中から、毎年200人くらい発症者が出ていたそうだから、それを考えるとね。
感染しても、約半数は発症しないそうだし、よほど運が悪い展開にならないと重症化はしないし*2。ただ、発症していなくても、キャリアではあるというのが厄介だが。
発症した人の中にも、たちの悪い風邪にかかったと、ろくに医者にもいかずに寝て治した人もいたんじゃないかと思えるし*3
蚊が媒介する病気だから、蚊がいなくなるころには自然と消滅はするはずだけどねえ。
日本の場合、媒介する蚊の成虫が越冬できないから、冬になる前に収束はするはずなんだ。
神経質になる必要はない、と思うんだけどなあ。

*1:ちなみに私は半袖Tシャツに綿のハーフパンツという格好である

*2:季節性インフルエンザより少したちが悪いくらい

*3:そもそもデング熱にはワクチンも特効薬も存在しない。病院に行っても、対症療法で回復を待つだけ