終戦記念日

午前中用事を済ませ、正午に黙とうしようと思っていたのだが、いろいろあって家を出るのが遅れ、正午までに帰宅できなかった。
それはちょっと残念だったけど。
数日前から、戦争関係のドキュメンタリーを放送しているので、いろいろ見ていた。
こういうのって、一度そういう方向を持ち始めると、止められないんだなあと改めて思う。
ただ、一部の良識ある人は、自分が守るべきものを必死に守るため、何とか軍部の目をかいくぐり活動し続けていたということもわかった。で、そういう人に非難の目を向け、「非国民」と罵ったのは、ほかでもない同業の市民だったりするんだ。しかも、本人たちは強い正義感を持って「非国民」発言をしている。う〜〜ん。
でも、軍部の幹部クラスが本当の意味で責任とれるような度量を持ってない人間ばっかり集まっていたのが、不幸だったな、と思う。
そういう人がいれば、もう少し終戦の日が早まって、広島や長崎の原爆投下の悲劇は避けられたかもしれない。
実際、そういう内容のドキュメンタリーを見たことがあるからな。
ただ……本質的にあまり変わってないんだよね、今でも。
だから日本人は、「末端は優秀だが上に行くほどだめだ」といわれるんだよねえ……


これに関して考察し始めると、いろいろな意見が飛び交うことになると思うので、ここでは書かない。
各自が考えればいいことだと思う。