こけら落とし

建て替え工事が終わった五代目歌舞伎座で、本日めでたくこけら落とし興行が行われた。
これから一年をかけて、こけら落とし興行は続くそうだ。
思えば、中心となるべき人が相次いで亡くなり、歌舞伎界が騒然となったこともあったけど、その息子世代が頑張って、歌舞伎を盛り上げていくことになるということが、今回はっきり表れた気がする。
たまに前を通りかかっていただけに、こうしてこけら落としということは感慨深い。
別に歌舞伎ファンというわけじゃないが、最近古典芸能もいいもんだと改めて思っているからね。
この間の“お練り”の時もそうだったが、雨に降られてしまったけど、「雨が“降り込む”」=「お客が“振り込む”」ということで、寿ぎとする。