選挙

本日、選挙の投票日である。
衆議院議員の選挙と、私は東京に住んでいるので都知事選挙も加わり、さらに最高裁判所判事の国民審査も重なっている*1
ちなみに、時折勘違いする人がいるので書いておくが、投票するのは『義務』ではない。『権利』だ。
投票に行かなかった人間に、政治家を批判する権利はないと、私は思っている。
自分に与えられた権利を放棄しておいて、後から文句をつけるのはナンセンスだと思うからだ。
まず都知事選の投票を済ませ、衆議院小選挙区の投票をし、衆議院比例区最高裁判事の国民審査の投票を行った。
違う順番になったところもあるとは思うが、私が行った投票所はこの順番だった。
我が家では、旅行に行くので期日前投票をした弟を含め、家族全員が投票した。
投票率が軒並み前回選挙から下がってるらしいが、前回は“政権交代”の熱病に国全体が侵されていて、ある意味最高に浮ついた気持ちで投票した人が、現実に立ち返って白けて行く気をなくしたんじゃなかろうかと推測されるが……
繰り返すが、権利を放棄しておいて文句もへったくれもない。
声がでかい人(つまり投票に行く世代)のほうに、議員は向くのだよ。入れてほしいからね。
投票をしない世代は、議員に軽んじられてしまっても仕方がない。そちらを向いても票にならないんだもの。
世の中を変えたいと少しでも思うのなら、たとえ「入れたい人なんかいやしない」と思っても、消去法で消していく方法を使ってでもちょっとはマシだと思われる人に投票するべきだ。
それが繰り返されれば、少しずつでも変わっていくかもしれない。
初めから白けて投票に行かないなんてことをしていると、本当にとんでもない方向に進んで行っても止められないからね。

*1:最高裁判事過半数の不信任で罷免だが、今まで最高でも15%ほどで、罷免された人はいないそうだ