波乱

毎年恒例、箱根駅伝をテレビ観戦。
最初は完全な団子レースだったけど、その集団から一番先に脱落したのがディフェンディング・チャンピオンだったはずの順天堂大。確かに、主力の4年生が卒業してしまい、秋の出雲駅伝等の成績は散々だったそうなんだけど……
思えば、これが前兆だったのかもしれない。
その後、集団がバラけたあとは、抜きつ抜かれつの大混戦。
しかも、最下位の大学でさえも、トップからそうぶっちぎりで離されていない。

まさに“超戦国駅伝”。

結局、5区山登りを制した早大が、12年ぶりの往路優勝。
ところが、最後の最後でアクシデントが待っていた。
あの順大の5区ランナーが、足を痙攣させて走れなくなってしまい、無念の途中棄権。ゴールまで、あと約500mの悲劇。
優勝を喜ぶ早大の選手の向こうで、ショックのあまり涙に暮れる順大の選手が印象的だった。
今日、棄権せざるを得なかった選手のためにも、明日は精一杯走って欲しい。
確かにチームとしての記録は途切れてしまったけど、全力を尽くして、たとえかりそめの順位*1でもいい、ひとつでも順位を上げて、大手町を目指して欲しい。

頑張れ、順天堂大学 ! !

*1:順天堂大学としての記録は、途中棄権のために残らないので、順位にカウントされない