プロフェッショナル

結局、ロール&ロールVol.20を買ってきた当日に読み切るため、ビデオに録画して今日見た。
今回は、某飲料水メーカーの企画部長。サラリーマン・プロフェッショナルの話。
いくつものヒット商品を生み出してきた人だが、「チームの力がヒットを生む」という。
そして、企画を進めていくとき、社外からも集めたさまざまな人をひとつのチームに組み込み、ひとつの企画にひとつのチームで対応する。
自分の情熱を周りに訴え、「情熱を伝染させろ」と奮闘する。周囲もそれに巻き込まれ、熱くなっていく。
かつて、情熱が空回りして会社にいけなくなったとき、上司が進めてくれたドイツ研修で転機を掴む。
「作り出すんじゃない、醸すんだ」
これは、ドイツでもその名を知られたビール職人の言葉。
自分ひとりで“作るんだ”と頑張らなくても、いい素材のものを使ってじっくりと仕上げれば、自然にいいものが醸し出されてくる。そう気づいたとき、チーム力で勝負すればいいいと、肩の力が抜けた。
今彼は、目をかけている部下を育てようとしている。その人は、壁に突き当たってもがいている最中だ。
それを自力で突き破ったとき、一回り大きくなれる。かつての自分がそうだったから。
「間違ってもいい」から自分というものをぶつけ、成長して欲しいと、見守っている。